• 英語力・ReUSE

Sheet 1
パズルイングリッシュ・コンセプト
~英語はすべてSとVの組み合わせ~

日本語と英語の一番の違いは、日本語は一つひとつの言葉に意味がある「意味言語」であるのに対し、英語は文章フォーマットに単語を入れこむ「組み合わせ形式言語」であることです。
英語の基本フォーマットはS + Vで、必要なピースをSとVに入れることで文章を完成させるパズルのような構造になっています。
日本語は形式よりも意味を重視するので、主語や動詞が省略されることが当たり前のようにあり、ここが英語と日本語の決定的な違いなのです。
逆に言えば、英語はSとVの組み合わせによる言語であり、このルールを順守すれば「ネイティブ・スタイル」にグッと近づくことができます。

 

Sheet 2
Sピースの発見
~Sがなければ英語ではない~

日本語は「意味」を伝えることを目的とした言語なので、意味がわかるなら主語を省略する場合がほとんどです。
たとえば「ただいま」には帰ってきた本人が省略されているし、「かっこいい」にはその対象となるものが省略されています。
一方、英語には「主語(S)」が必要なので、

  • 「ただいま」 I am home.
  • 「かっこいい」 It is cool.

となります。
つまり英語では、文章の「主語(S)」を発見することから、すべてがはじまるのです。

 

Sheet 3
Vピースの選択
~たった3種類のVから1つを選ぶ~

Vは大きく分類すると3種類しかありません。

  • 行動を表す「do動詞」
  • 状態を表す「be動詞」
  • 存在を表す「have動詞」

たとえば、女の子がかわいいという場合、

  • 「do動詞」The girl looks pretty.
  • 「be動詞」The girl is pretty.
  • 「have動詞」The girl has a pretty look.

というように、同じことを表現するにもVの選択の仕方で文章が変わってきます。

 

Sheet 4
気分助動詞で「意味」を具体的に
~Vを補うコミュニケーションの立役者~

Vは3種類しかないため、さらに意味を補足するために助動詞を使用することになります。
助動詞は大きくわけると2種類あり、「趣旨」を具体的にする「気分助動詞」と、「時間」を具体的にする「時制助動詞」があります。
「気分助動詞」はV単独では伝えきれない気分や感情のニュアンスを補完するときに用いられるもの。
たとえば動詞の「drink」の場合

  • should drink 飲むべき
  • will drink 飲むだろう
  • may drink 飲むかもしれない
  • must drink 飲まねばならない
  • can drink 飲める

と動詞に気分助動詞を組み合わせることで、意味がより具体的になります。
日本語は語尾を変化させることで意味も変化させますが、英語では動詞そのものを変化することができないため気分助動詞が必要になるのです。

 

Sheet 5
時制助動詞で「時間」を具体的に
~Sの時間とVの時間を組み合わせる~

日本語の時制は、動詞の語尾変化によって現在、過去、未来を表します。
英語では日本語と同じように動詞で時制を表しますが、それに加え、主語(話し手)の時制という日本語にはない概念が存在します。
たとえば「drink」の場合

  • Do you drink? あなたはお酒を飲むの?
    主語時制「永久」 動詞時制「永久」
  • Are you drinking? あなたはお酒を飲んでいるところなの?
    主語時制「今」 動詞時制「今」
  • Have you drunk? あなたはお酒を飲んでしまったの?
    主語時制「今」 動詞時制「過去」
  • Have you been drinking? あなたはお酒を飲み続けているの?
    主語時制「これまでずっと」 動詞時制「これまでずっと」
  • Will you drink? あなたはお酒を飲むの?
    主語時制「今」 動詞時制「未来」
  • Are you going to drink? あなたはお酒を飲むつもりなの?
    主語時制「今」 動詞時制「不確実な未来」
  • Are you drinking? あなたはお酒を飲む予定なの?
    主語時制「今」 動詞時制「確実な未来」

と時制助動詞によって、主語の時制(マインド)を表現するのです。

 

Sheet 6
文章のフォーマットを使う
~語順を変えると意味が変わる~

日本語の時制は、動詞の語尾変化によって現在、過去、未来を表します。
英語の文章の種類は大きくわけると、肯定文、否定文、疑問文、疑問詞疑問文の4パターンがあります。
それぞれSとVを組み合わせるという英語の基本ルールのもと、語順を変えるだけで文章の意味を変えることが可能です。

  • 肯定文 SV You are happy.
  • 否定文 SV You aren’t happy.
  • 疑問文 VS Are you happy?
  • 疑問詞疑問文 WH+VS Why are you happy?

日本語は、語順は変えず語尾を変えることで文章の意味を変化させますが、英語では文章のフォーマットを使って意味を変化させます。

 

Sheet 7
英語は「幹と枝葉」の関係
~話しの詳細はS + Vのあとに~

英語の文章は、話の概要(幹)を先に伝え、話の詳細(枝葉)は後から補足するという構造になっています。
幹に当たる部分がS+Vであり、枝葉には以下の7つのパターンがあります。

  • 副詞パターン I am here.
  • 前置詞+名刺パターン I am in TOKYO.
  • 動詞の「不確実な未来」パターン I am happy to drink some coffee.
  • 動詞の「確実なこと」パターン I am happy drinking some coffee.
  • 動詞の「受け身」パターン This is a car made in Japan.
  • 幹の中の「主語を補足する」パターン This is a woman who speaks 7 languages.
  • 幹の中の「動詞を補足する」パターン I am happy because you are happy.

このように、おおまかな話(結論)を先に述べ、詳細(補足)は後から付け加えるというのが英語のルールです。