佐々木 未穂ブログ

3ヶ月で英語を仕事にする方法

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自分の人生を生きるということ~1~

パズルイングリッシュのインストラクターには自分の人生を生きてほしいと思っています。たいていの人は誰かを喜ばせるための人生を送ろうとしているんですよね、気づかないうちに。
自分の人生を生きることがわがままだと思っている人が多いのです。

親の期待に応えたり、女性はこうだとか、人としてこうだとか言うことに縛られてしまってね。
世間でそうなのは仕方のないことです。
でも、私が創っているパズルイングリッシュの場では、自分の人生を生きてほしい。そんな思いが、今日のお話。

私はこんな仕事をしていますけど、海外の人と異文化交流をしようという関心は全然ないんです。
私があくまでも関心があるのは、「何かができるようになる」っていうことなのです。
たまたま英語が得意だったから、英語の先生になってますが、もしかしたら、他に得意なものがあったら、英語や語学ではなかったかもしれない。

今いる40人のインストラクターのうち、9割は海外留学経験者か、海外滞在経験者です。
海外に行きたい人っていうのは、解放されたいか、日本が窮屈で合わないっていうわがままな人が多いのです。日本で良い子にしていてわがままいいにくいから海外にいると楽だそうです。わがままなのに、わがままじゃないふりをしてるってことよね。そんなふりをしないで、いつでもどこでも、やりたいようにやれる人生をぜひ手に入れてほしいと思っています。自分の人生をやりたいようにやっても誰の迷惑にもなりません。

責任さえとれば。

自分の独自性、強み、個性を追求してほしいと思っています。
自分の一番得意なこと、好きなこと、やりたいこと、それは本来の強みなんですが、それを見つけるのはなかなか難しいことなんです。

ありのままの自分を見つけて承認すること、それが大切なことです。

私の父と母は、すごくわがままな人たちで、自分のやりたいようにしていました。
「人と同じようにしなさい」とか、「ちゃんとできないといけない」とか、そういう教育を受けないで育ちました。そういうのが特殊なことなんだっていうのを、ずいぶんと後になってから、周りの人を見て発見しましたね。

まず、お嫁に来たときです。
佐々木家では女性たちがすごく女性教育をされていて、女性としてとてもりっぱなのです。
料理もできる、掃除もできる、刺繍や鎌倉彫なんかやったりして。
敬語もきちんとしていて、夫の代わりに「佐々木内」とか書いてね、すべてちゃんとしてるわけですよ。
盆暮れ正月とかもう何もかもちゃんとしてました。

私は掃除もしないで、好きな勉強ばっかりしてましたし、母もいわゆるそういう女性教育を私にしていませんでした。ですから姑とか叔母からいろいろ指導がありました。
姑に「お仕事はもちろん辞めるんでしょう?」と言われました。
佐々木家の女性で働いてる人なんて誰もいませんから。

夫にも姉にも、乳母って言うんですかね、東北の方から来た10代のお手伝いさんが一人づついたのです。
夫と姉のお手伝いさん同士が競う合う!みたいな。夫は「うちはママがいるのになんでもう一人のお母さんがいるんだろう」って思っていたそうです。叔父叔母のところにも、親戚にはどこでもお手伝いさんがいました。

そんな佐々木家に嫁に来て、私はなんだか居心地が悪かったのです。
しょうがないので、義母や義姉のしてることをじっと見て、真似するんですが、根本的になんでそうなのかが分かってないから続かないんです。なんだか、何やってもだめだなあっていつもしょんぼりしていました。本当に家庭のしつけや教育、文化って、すごく伝承されて伝播するんだなって、気づかされましたね。
佐々木家の女性たちを見て、びくついてるっていう18年が続きました。
私はその時、なにか私ではないものにならなくちゃって思っていました。

私はお金で買えるものも、お金で買えないものも何でも持っていました。
世間から見たら、すごく幸せな主婦でした。
夫は外資系の社長で優しいし、子供は当然のようにご紹介幼稚園に入り、小学校から大学までの一貫教育の私立に入りました。裕福なママ友の別荘にお呼ばれし、夏休みや冬休みになるとフロリダだのハワイだの旅行をしました。何の不自由もないって言うときに、砂を噛むように不幸でした。退屈で退屈で死にそうでした。子供を公園で遊ばせながら、食事の支度をしながらこっそり泣きました。なぜ不幸なのかはさっぱり分かりませんでした。あれは何だったんだろうって。

今から思うと、ありのままの自分を承認していないとき、人は不幸なんですよね。
おそらく誰のせいでもなくて、お嫁に来て、そういう風になっていたんです。

うちの愛猫のレオとナラは猫以外のものになろうとはしていません。
人間だけじゃないですか、そうでないものになろうとしているのは。

その人らしさを見るって言うこと、自分の独自性を尊重するって言うことをパズルイングリッシュの場の中やっていってほしいなって思うんです。自分の関心事とか、自分の天命とか、自分の役割っていうのは、すなわち独自性や強みなんですね。そのことを生きるってとても幸せなことなんです。

なにかができない、というのはしょうがないじゃない。
だってできないんだから。

それは努力をしないっていう意味ではなくてね。
できないものはしょうがないよね。
やりたくないものもしょうがないし。

じゃあ自分の強みを活かして英語を教えるって言うのはどういうことなのかっていうのは、また次回お話します。

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