佐々木 未穂ブログ

3ヶ月で英語を仕事にする方法

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英語のレッスンなのに生徒さんがお金を稼ぐようになる理由

私は「英語の先生を作る先生」になって2年ですが、実は以前から16年間英語の先生もやってきました。
あまりそういう風に考えたことなかったんですが、最近発見したことです。
私のレッスンを受けている生徒さんは何しろ皆さんお金を稼ぐようになります。
だんだんお給料が上がっていく人もいますし、転職して一気に倍増する人もいるし、中には一年で600%増収した人もいます。

それはなぜなのかっていうのが、今日のお話。

私はお金の稼ぎかたを教えるわけではありません、お金儲けの専門家ではないので。
何をやってるかって言うと、私のレッスンを受けた人は自分の「強み」や「独自性」だけを使ってやりたいようにやるようになります。
私の座右の銘は「我慢と反省禁止の人生」なので、やりたくない事はしないし、「私はできない」「私はだめだ」とか反省もしません。

ちなみに、洗濯は夫、料理は私、お掃除はお手伝いさんがやり、整理整頓は私の秘書がやってくれます。
夫は洗濯がとてもうまいし、洗濯好きみたいです。私にやらせないから。
料理は創作だから大好き。
そして掃除は嫌いだしへたなので自分でしないと決めてます。
ですから生徒さんにも宿題やりたくない人には出しませんし、逆に宿題だしてないのに自主的に死ぬほど勉強してくる生徒さんもいます。

いずれにしても、レッスン中に展開される会話を通して、やりたくないこと、ストレスに思っていること、付き合いたくない人、との関係がすっぱり切れていくという傾向があります。
まあ、人はやりたいことをやりたいようにやるってことですよ。

私の経験では、我慢したり反省してると一見いい人そうですけど、実際はろくなことはありません。
我慢と反省はあまり効果的ではないですね。

一方、我慢も反省もしないで人生を効果的に生きるという魅力的な世界を手に入れるには
「すべてに自分で責任を取らねばなりません」
そこからくると、英語は非常に責任を取っている言語です。

必ず、主語S、つまり生産責任者を明確にして、そしてそれを説明する的確な動詞Vを選択しなければなりません。
「誰がなんだ」とか、「何がどうした」ということがはっきりと、前頭から繰り出される結論ファーストの言語です。

ですから英語を話すには、日本語を変える必要があります。
日本語みたいにふにゃふにゃ曖昧な事言ってたら、英語化できないのです。

逆に、せっかく誰がやったかわからないように曖昧にしたいという日本人独特の目論見は見事に外れます。
「あなたがやったの?」
「誰がやったの?」なんて聞かれたときに
「そこには何人かいたんですが、見ていた人の話によると、左からやって来た人が道を曲がった時に…」なんて言ってたら全く伝わらないんです。

「私はやってません」「私は答えたくありません」
「私はそう思いません」「私がやりました」
「私に聞かれても分かりません」
ハッキリ言わないと。

日本でそんな風に言う人はあまりいませんね。
でもそう言わないと英語にできないんです。

だから生徒さんの日本語が変わります。
まず 主語Sを明確にして、do なのか be なのか、やってることなのか、そういう状態なのか、を明確に選択しなくてはなりません。

「いつ来るの?」って聞いたら、「8時です」って答えるようになります。
「いつ来るの?」って聞くと、「今向かってます」とか「もうすぐ行きます」と答える分かりにくい日本人が時々いますが、それでも通っちゃうのが日本語なわけですよ。

言われたことに答えてなくても会話が成立するのが意味言語の凄さです。
いつやるのかって聞かれると、「前向きに検討します」と表現することもできる。

でも英語を話すようになると、答えが明確になります。

英語を話すと自己表現が変わります。
言葉が変わると、行動が変わるんです。

生徒さんが言いたいことをはっきり言うようになると、やりたいことをまっすぐやるようになります。
結婚したり、離婚したり、会社作ったり、会社つぶしたり、すごいんです。
心の中で思っていなくても、まだ真実じゃなくても、言葉で明確に言い切るようになると、言葉を先行させちゃう。

「やめてきました!」「来月から海外で事業やります」とかね、ぼんぼん出てくるようになる。

「本当にはじめに言葉ありき」なんだなって、私の方がびっくりして、人の勇気や言葉のパワーに何度も感動しました。
曖昧な言葉が明確になるって本当に奇跡が起きます。

自分に本物になって、得意なことや好きなことを選択する、ストレートな自己表現をすると、何かとの関係性が前進する。自動的に生産性があげる。
普通に仕事してたらお金稼ぐようになりますよね、当然。

でも、私から英語習うと、これまで遠慮がちだったのが、はっきり物言うようになって、周りの日本人から嫌われるようになって行きますけど…
まあいいよね。それが自分の人生を生きるってことだから。嫌われる勇気よ。