佐々木 未穂ブログ

3ヶ月で英語を仕事にする方法

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2ヶ月で夫の口座をマイナス200万にした主婦

英語の先生になって17年、2年前から、英語のできる方に英語の教え方と生徒の作り方を教えている私ですが、大学卒業後就職し3ヶ月で寿退社して以来18年間主婦でした。
どんな主婦だったかというと、朝ワイドショーを見て、昼も見て、夜も見る、そして家事はしないという主婦でした。

そんな主婦だった私とお金のことが、今日のお話。

夫は私より8歳年上す。
最初のデートでプロポースされ半年後に結婚しました。
夫は優しく、有能で、そしてお金持ちでした。
お金も時間も好きなだけ使っていいよと言うので結婚しました。
それなのに、結婚してみたら、お金使うのが大嫌いなケチでした。

夫は本当に何もお金使わないんです。
夫のジーンズがボロボロだから私が勝手に捨てると、
「これ捨てないで。まだはけるんだから」って拾ってきちゃうんです。
私はあったらあっただけ使う女で、夫はケチ、ケンカになるのは当然金の話でした。

口癖は「金使うな」でした。
「いったいこの服いつ着てるんだろうね」
「君はお金をプールするってことをしないのかね」ってね。

お金は大事だけど、そんな「お金お金」って言われたくないよって思ってました。

夫が銀行のキャッシュカードをくれたので、そこからどんどん使っていました。
私はそのカードを、2か月でマイナス残200万円にしました。

みなさん、きっとマイナス残ってなんだか意味が分からないですよね?
定期預金が入ってると、残高が0になってもまだお金が出る、いわゆるマイナス残高です。
逆三角マークが数字について、逆三角マーク2万、逆三角マーク10万っていう具合に。
私はそんなこと知らなかったんだけど、0になっても出るから、こりゃいいなあと思ってどんどん使ってたの。
マイナスが10になっても50になっても、100になっても、どんどん使いました。
そして、マイナスが199になり、ある日200で止まったんですね。

200万までしかお金が出ないってことはちっとも知らなかった…。
いくら定期があっても200万までしか出ない設定だったんです。

ある日お金はピタッととまってでなくました。
24歳の暑い夏の日でした(笑)。
当時住んでいた広尾の第一勧銀の支店に電話して、
「ちょっと!お金が出ないんだけどっ!」って文句言いました。
齢24歳のアホな主婦です。当然文句言ってもお金はでませんでした。
そのときのショックは今でも忘れられません。

いよいよ出ないんだって分かって、家でしくしく泣いていたら、夫が帰ってきて、泣いてる私を見て「どうした」って聞くから、「お金が出ない」って言ったんですね。
そしたらすごい怒られて、キャッシュカードを取り上げられて、以来ずーっと生活費は現金で渡されるようになりました。

何しろ、あったらあっただけ使っちゃうから、現金で渡されても、月初はステーキとかすぐ買っちゃう。
月末になるとお金が足りなくて仕方なく食材を刻みだすんですね、チャーハンとか餃子とか作って。
そのうち電気代とかが引き落ちなくなってきて、そうすると「パパ、一万円だけ頂戴、頂戴」って言ってね、
それでもくれないと勝手に財布から抜くっていう「クズみたいな主婦」でした。

でも夫の財布にはいつも3000円ぐらいしか入ってなくて。
甘くなかったな、彼は。

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