佐々木 未穂ブログ

3ヶ月で英語を仕事にする方法

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人生に違いを作り出す「惹き」と「押し」~1~

人生においてとっても大事なことは「惹き」ですよという話をしました。
では「惹き」の反対はなんでしょう。それは「押し」ですっていうのが今日のお話。

私が誘客セミナーで必ず参加者にする質問があります。
「自分は押しが強いと思ってる人?」
でもほとんど誰も手を上げないんです。
つまり自分が押しが強くないと思ってる。
これは私に言わせるとなかなか「図々しい」ことです。

セミナーに100人いると、時々2人くらい「私は、押しが強いです」って手を上げる人がいます。
あとの98人は「私はそんなことありません、押しが弱いです」というふうに生きてるんですね。

手を挙げた二人は間違いなく人生で成功しているはずです。
自分が「押し」が強いと認識している時点でレベルが高い。
なぜかというと、人間は本来押しが強いものだからです。
本当は人を思い通りにしたい。
ただ我慢してそれを隠しているだけです。

その証拠に、 自分の母親とか、自分の息子とか、彼氏のこと思い出してみてください。
どうですか?
言いたい放題言ってるでしょ?
彼氏になる前はおとなしくしてるくせに、一緒に住みだしたら急に言いたい放題、好き勝手言い出します。
「他の女の子の事見ないで!」とかね。
挙句の果てに携帯見ちゃったりして、これは人を思い通りにしたい「ザ・モテない女」です。

人はいつも「押し」てます。
私は特に日本人は押しが強いと思うわけです。
でもほとんどの日本人は「私は押しが弱くて」っていうふうに生きています。
これはとても興味深いことです。

「保険の話を聞いてください」と明確に言える保険屋さんはいわゆる出来るトップセラーですね 。
「ちょっとお茶でも飲みませんか?」っていう保険屋さんもいますね。
最後に保険の話しかよって思われちゃいますよね。

実はこういうことが「押し」を創り出しているのです。
押しの正体は「下心」だからです。
つまり隠し持っている企みです。
下心はすでにバレている。
なんでだか知らないけどすでにわかっちゃうのを「下心」というのです。
透けて見えるから嫌になっちゃう。
押しはとてもとても嫌なものです。

人間は本来押しの強いものなのです。
それが普通。
そして、そもそも「自分が押してる」ことを気づいていないと、引けないですよね。
じゃあどうしたら気づくのかは次回にお話しします。