佐々木 未穂ブログ

3ヶ月で英語を仕事にする方法

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シリーズ質問力3 質問と尋問

自分が質問される立場になった時、同じように質問されても、嬉しいときと「うざっ」って思うときとないですか?
私は前者を「質問」、後者を「尋問」と呼んでいます。
その二つの違いはなんなのかっていうのが今日のお話。

私の定義では
相手のためにするのが「質問」
質問者の好奇心を満たすためにするのが「尋問」です。

警察は尋問しますね。
お前がやったのか、そろそろ白状したらどうだ!って。
これは尋問です。
警察は相手のために聞いてるわけじゃないですから。
こっちのために聞いてるんです。

でも「質問」は違います。
こっちが知りたいことじゃなく、相手の話したいことを聞いてあげるのが質問です。
相手が隠そうとしていることを無理に聞こうとするのは尋問なんです。

例えば
モテることを自慢したくて、もう言いたくて言いたくて仕方ない人っていませんか。
自分からはその話を始められなくて、でもモテ話をしたい。
その人は何を期待してるかって言うと、「モテるんですか?」って聞かれることなんです。
これが相手のための質問ですね。

聞いて欲しくて仕方ないんだけど、自分からは言いたくないから、質問してあげるんです。
そうすれば「実はね〜」って言えるじゃないですか。
こういう、相手をよろこばせるためにするのが「質問」です。

尋問は自分のため。
質問は相手のため。ということです。