セレンディピティとは、平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることです。

私は2014年に創設したパズルイングリッシュ協会を発展させることに苦戦していました。

効果的な英語メソッドを創作して、業界初の英語インストラクター養成事業を志をもって始めたはずなのに。

何故ならば私は組織をつくるのがまったくもって得意ではなかったからです。

素晴らしいインストラクターにも恵まれましたが、一生懸命やればやるほど空回りしていく体験でした。

無力感と絶望感に押しつぶされて、英語事業をほったらかして個人のビジネスコーチングに没頭していた時に

今のパズルイングリッシュ協会のパートナーの辻拓也さんと出会いました。

彼は私のビジネスコーチングを受けてくれていたのです。

私は彼の事業の発展や彼の人生のパートナー探しやら、何しろ彼の成功を全力でサポートしていたので

私の英語事業を手伝ってくれることになるなんて一ミリも想像していなかったことです。

私は拓也さんとの出会いをセレンディピティと呼んでいるのです。

なぜかと言うと、私は齢60近くになって、彼のおかげで一匹狼からチームプレイヤーにトランスフォームしたのです。

私はとても威張っているので良識のある人はたいてい私に本当のことを言えません。笑

彼は私に言いたいことを言ってきた非凡な人でした。

そしてとても傲慢な私が、息子ぐらい歳の離れた彼の言うことを聞いたのです。

不思議なことにこれまで「全くそうではない」と信じてきたことを、「そうかもしれないな」と思ったのです。

これこそ、セレンディピティ（素敵な偶然）、そして人生の奇跡ではなかろうか？と私は感動したのです。

私たちの共通点は、何も考えないですぐ行動し、ちっともちゃんとしていないところです。

我々は人生は直感のままでいいではないかというところで合意をしていて、

ダメな騎手と駄馬のように心が通い合うのです。

そして同時にパズルイングリッシュを通して、新たな創造により社会に価値をもたらしたり、大きな変化を起こすことを固く誓っています。

イノベーションには偶然の発見やひらめきが必要です。

私の人生は思い描いたものを遥かに超えていました。

想像もしなかった人生です。

そして計画通りの人生よりずっと楽しいじゃないの

と思ってます。