佐々木 未穂ブログ
3ヶ月で英語を仕事にする方法
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人生に違いを作り出す「惹き」と「押し」~2~
「押し」の正体は下心です。
下心が透けて見えちゃうから、皆さん押されるのが嫌いなんです。
では自分が「押している」ということに気づくためにはどうしたらいいのでしょうか、っていうのが今日のお話。
「押し」をやらないためには、まず自分が押しているということに気づかないとダメですよね?
そのためには正直でわかりやすいことが必要です。
押しの原点は不明確なことだからです。
例えば玄関のチャイム。
ピンポンなりますよね。
せっかくお菓子食べて、いい気分で昼寝してるのに突然ピンポンって来たら腹立ちますよね?
しかも開けてあげたら「あの~あの~〇〇なんですけど~」ってはっきりしない人が立ってるんです。
なんか用ですかって聞いてるのに「ちょっと~ちょっとだけお話聞いてもらえませんか~?」って誰が何の用なのか決してはっきり言わない。
これが「押し」なんですね。
逆に夜中にやってきたのに「惹き」になっちゃう場合もあります。
ピンポンピンポン何度も押して夜中に女の子が来たことがありました。
何?って出たら「私、太田市場からみかんを持ってきて、みかんを買ってもらいたいんです。で、とっても美味しいです。」って言うんです。
そして「これ買ってもらわないと私クビになるんです」とも言いました。
正直というかおバカというか。
素直でかわいそうだったので私はみかんを一箱買ってしまいました。
彼女はオープンでちっともタブーがありませんでした。
その時、彼女は私を惹いたのです。
でもいくら「オープンでタブーなし」とは言っても、心配事ってみんなありますよね。
こんなに夜遅くに大丈夫かな?とか
その心配事をちゃんとオープンに言葉するという方法もあります。
知っている人は、みんなやってますけどね。
あがり症の人が「今あがっています」って言ったりとか。
あるいは告白する時「こんなこと言うのとっても怖いんだけど」って言ったりとか
「こんなこと言うとあなたを傷つけるかもしれないけど、」って言ったり。
ずっと心配事があるのに誰にも言わずに隠していたり、
コンプレックスがあるのに黙っていたり、
嫉妬しているのにそうでないふりをする、
こういうことをしていると、隠していてもちゃんと相手に伝わっちゃうんです、「押し」となって。
心の中にあることを、あるがままに表現すると押しが消えてしまいます。
言ったら「あースッキリした!」ってことはないですか?
言いたいことハッキリ言って、仲直りする人もいれば
ずっと恨みながら絶交している人もいます。
ずっと隠し持っているとすべて「押し」になっちゃう。
例えば、
あなたのとなりに異性がいるとします。
その異性は明らかにあなたに気があるのが分かるんですよ。
その時に
「あなた素敵ね」って、
「誘ってくれないかしら?」って
そんな調子でいきなりオープンに始まると嫌じゃないんです。
でも
時々何も言わないでなぜかいつも、ジトって隣に座る人いますよね。。
「好きです」とも
「付き合って下さい」とも言わず、
どうしたいのか分からない。
いつもぬれ落ち葉のような状態で付いてくるのって、なんなんだろこいつって思いませんか?
そういう経験、皆さんあると思います。
相手の下心が透けて見えるんですね。
でも相手がオープンだったらどうですか?
ナンパ男がいたとして、
「ねぇ、きみ可愛いね」とか言ってくるんです。
「みんなに言うんでしょ?」と言うと
「そうだよみんなに言うんだよ」って言ってくる。
「今からカフェに行かない?」って。
「僕君のこと気に入っちゃったから、ちょっとデートに誘いたいんだよね」って言われて、
「私彼氏いるから」っていうと
「俺もだよ」(笑)なんて。
そんなやり取りしてたら、だんだん楽しくなって来たりしませんか?
なんでそうなるのかって言うと、オープンでタブーがない、押しがないからです。
道玄坂あたりでナンパしている人はみんな押しがないですね。
私は時々彼らをじっと観察するのですが、感心してしまいます。
場数踏んでるんだろうね、きっと。
逆に押しがあるのはムッツリですね。
そうすると相手はどう思うかというと、
「映画終わったらホテルに誘われるから走って逃げよう!」みたいになるんですね。
だから、「押しが強いと思ってる人」って聞いた時に、全員手があがるようだったら、日本人はモテモテです。
現実には日本人はモテてなくて、1割の人がとっかえひっかえ、9割の人が彼女いない歴、彼氏いない歴を更新してるんです。
これはとても残念なことですよね。