佐々木 未穂ブログ
3ヶ月で英語を仕事にする方法
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クロージングとは何か
クロージング苦手な人いますよね。
でもクロージングってむずかしいことじゃないんです、っていうのが今日のお話。
クロージングを知るために知っておくことは以下の三つです。
1、クロージングとは一体何か?
2、いつクロージングするのか?
3、何と言ってクロージングするのか?
クロージングは簡単に言うと、「誘うべき時」にただ誘うことです。
世の中の定義の中には「クロージング」って言うと、これを買いますかとか、買う気にさせるとか、そういうビジネスを締結することをクロージングだっと勘違いしてる人もいますが、実はそこは交渉の部分なのです。
自分が商品やサービスをプレゼンして、それもっと安くなりませんかとか、そういう段階の交渉パートですね。
そこで全部決まって「じゃあ15パーセントオフで」って話が決まります。
そこまでが交渉です。
じゃあクロージングはなにかと言うと、もう買うって分かってる人にペンを渡すだけです。
誓約書を渡して「ここに書いて下さい」って言う状況ね。
これを締結と言います。
close the deal
つまり取引を締めるってことです。
だから、「どうですかね?」ってやってるうちはクロージングじゃないんですね。
そういうのは前段階で終わってるわけです。
もしペンを渡したときに「いや、無理です」って言われたら、まだ交渉が終わってないのです。
「誘うべき時」じゃない時にクロージングしちゃってるんですね。
「買います」
「じゃあ契約書のドラフトを送りますね」
これがクロージングです。
一流のクローザーは、効果的な交渉が終わっていないのにクロージングをしたりしません。
超一流のクローザーの場合は、買い手側は、いったいいつ何と言われて自分が買うことになったのかを覚えていません。
そして天才クローザー、つまりクロージングの達人が世の中にいます。彼らの場合は、「申込書ください」とか「どうしたら買えるんですか?」とか買い手側から言われるので、ただ「ペンを渡す」わけですね。
今度デートするって約束していて、「日程を決める」っていうのがクロージングです。
だから「誘うべき時」にただ誘うだけ。
「じゃあここに名前書いてください」とか
「じゃあいつ行く?」とか
そういうことですね。
でもときどきもう相手が買うってわかってるのに、クロージングしない人がいます。
勿体ないですね。
お互い相思相愛なのに、デートに誘わないようなものです。
女の子はいつ誘ってくれるんだろうって思ってるのに、ずっと誘わないのはクロージングしてないんですね。
結婚だってプロポーズしないとできないですよ。
プロポーズしないまま何年も付き合って同棲してるカップル、あれはクロージングしていないと言えるかもしれないですね。
クロージングは簡単ですが、やったことない方にとっては立場と勇気がいるのかもしれません。
ではその「誘うべき時」はいったいいつなのかっていうのはまた次回にお話しします。