佐々木 未穂ブログ
3ヶ月で英語を仕事にする方法
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今さら聞けない英語の常識~「say」と「tell」の違い
受験のために英語を必死で勉強した人は多いと思います。
単語帳に英単語を書いて暗記する。
受験英語の定番スタイルですよね。
そこで意味が同じ単語に直面したことが皆さんあると思います。
どうして日本語に訳すと同じ意味になる英単語があるのでしょうか?っていうのが今日のお話。
日本語と英語は全く違う言語です。
日本語は「意味言語」なので、言葉そのものに意味があります。
「言う」という言葉一つとっても、「言っといてよ」とか「はやく言いなよ」とか「彼に言っといたよ」とか、いろんな言い方があって、いろんなコミュニケーションに使えると思いませんか?
日本語はアメーバ構造なので、「言う」ということにいろんな意味が込められています。
ところが英語はフォーマット言語なので、単語には一つ一つ、機能と役割が決まっているんです。
その代表的なものが「say」と「tell」です。
「say」は何かというと、「発語する」という意味です。
セリフの通りに言う、ということです。
例えば
「Say yes.」だったら「Yes」って言わなきゃいけないんです。
「Don’t say バカ」って言ったら「バカ」って言ったらいけないんです。
「tell」は何かというと、ある区別を伝達することです。
例えば
「私に秘密を言って」って言うのは「秘密」って言葉を言って欲しいわけじゃないんです。
秘密の中身を言えってことです。
「Tell me your secret.」
私にあなたの秘密を教えてって言われたら「秘密」って言っちゃダメね。
あなたの秘密の中身を教えないと。
日本語と英語の違いは英単語からも感じることができます。
これはとても面白いことですね。