佐々木 未穂ブログ

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「わかる」とはいったいどういうことなのか?

こんにちは!パズルイングリッシュ協会の佐々木未穂です。

私は昔ある人に

「君はわかってくれない、わかってほしいんだ」と言われたことがある

その人は私がわからないことを、まるで私が冷酷でひどい人のように悲しそうだったが

当の私にはどうしてもわからなくて、だいたい私は自分のことさえわからないのに、人のことなんてわかるわけないじゃんって心の底から思った。

本当にその人のことがわかったら大変だよね。

だから想像でしかないじゃないって思ってた。

そして先方も私がわからないことを、きっとなぜだかわからないんだろうね。

それから「わかる」とはいったいどういうことなのか真剣に考えるようになった

私は彼をわかってあげたかったからである

わからないものがわかることができるのは

「わかろう」という強い意志以外にはない

「わかろう」という意志がない人に「わかる」は決してないのだ

わかろうという意志は何かというと、優しさに他ならない

他人のことをわかろうという思いやり、相手の立場に立った想像的努力

これはもちろん「愛」だよね

愛がない人にはわからないし

愛していないものをわかる気になんかならないもの

愛してるから、わかろうと努力はする

とはいっても

わからない時があるのだ

私が思うに、「わかる」って「考える」のではなくて「感じる」に近いことだと思う

つまり共感する

そのことが「わかる」の核なのだ

「わかるひとにはわかるし、わからないひとにはわからない」とか

「ひととひとはわかりあえない」とかよくいいますよね?

英語はよくできていて、

了解した、つまりその通りだねって同意すると

「I got that」(私はそのことを受け取ったよ)

この場合、わかってなくてもいい

あなたの気持ちや感情がわかるよっていうとき

「I see」つまり

(私には見える)っていうのだ

seeは自然に目に入ってくるという意味ね

日本語はなんでも「わかる」だから

いったいなにがわかって、なにがわかってないのだかわからない。

最近私は歳をとってようやく達観したことがある。

結局のところ、わからないものはわからないでいいのではないか

わからないものはわからないのだし

わかったふりしてわかったよといってもおそらく相手は満足しないだろう。

わかっていないことは本人が一番わかっているし

わかるときがきたらわかることもあるし

もしわからなかったら

きっと縁がなかった

それでいいじゃないの

わたしが「あーわかった」っていうとき

それはどうしても「自分の力」だとは思えないのだ

わかるときってきっと、この私ががわかっているのではない気がする

皆様わたしのいうことがお分かりでしょうか?笑